上昇トレンドでは買っていたポジションで利益を出した者がいる一方で、もう下がると思って売っていたポジションを切らされて負けた方、まだ上がると思って買ったら梯子(はしご)を外されて絶叫している方もいます。
このような上昇トレンドにおける負け方の裏にはどのような原因があるのでしょうか？
まずは日経225先物の上昇トレンドにおける独特の癖について解説していきます。
(下↓のチャート)60分足をご覧下さい。
上昇トレンドには①、⑤、⑦のような下振れ
①→②、③→④のような急上昇と急降下
④~⑦のような(ジリ高)ジワジワ上がっていく値動き
このような値動きが織り交ざって推移しています。
当相場塾では②、⑥のような急上昇はトレード対象から外すことを推奨しています。
必ず④、⑤、⑦のような明確なポイントでの下振れを確認してから買うようにルール化しておきましょう。
④、⑦のような下振れの後に、 緩やかな値動きに移っていく中で焦れてポジションを手仕舞いしたくなりますが、気持ちを抑えてポジションをホールドすることで上昇トレンドを利用した値幅を利益に変えることができます。
上昇トレンドではこのような値動きの癖を理解し、チキン利食いの衝動に打ち克つ経験を積み上げることで攻略することができます。
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